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キャンプの服装や寝具や暖房器具などの装備は悩みますよね。
キャンプでは昼と夜の寒暖差や、キャンプ場次第では標高による温度変化に備える必要があります。
暑くても寒くても困るし、たくさん持っていくとかさばる。
できる限り荷物を最小限かつ軽く抑えつつ、快適に過ごしたいものです。
この記事では、キャンプを快適に過ごすための気温ごとの服装コーディネートをご紹介するとともに、考慮すべき寝具、暖房器具とテントのポイントをご紹介しています。
キャンプの服装はレイヤードスタイル(重ね着)がおすすめ
キャンプでは昼夜の寒暖差や標高による温度変化に備える必要があります。
つまり、キャンプに行く際は、ある程度の気温の幅に対応できる服装と装備を持っていく必要があります。
一方で、持っていける荷物の量には限りがあること、そしてキャンプ場は屋外なため気軽に脱いだり着たりができないことも事実です。
なので、キャンプでの服装はレイヤードスタイル(重ね着)が基本でおすすめです。
「寒くなったら上に着る、暑くなったら上から脱ぐ」だね
標高が高いキャンプ場に行く場合は予報の気温の換算を忘れずに!
- 天気予報の気温は平地(標高0m)の気温を指しています。
- 一般的に、標高が100m上がる毎に気温は約0.65℃下がると言われています。
⇒ 標高が高いキャンプ場に行く場合には、標高の高さの分だけ気温を低めに見積もりましょう!
(例)キャンプ場の標高が600mの場合、予報の気温よりも600m÷100m×0.65℃=3.9℃低い気温となります。
【気温別】昼、夜、就寝時の服装コーディネートと装備のポイント
以下では、最低気温と最高気温別に服装と考慮すべき装備のポイント(寝具、暖房器具、テント)をまとめています。
キャンプの服装と装備の参考にして下さい。
- 該当月の目安は関東地方をベースにしています。
- 体感温度は人それぞれなので、ご自身に合うようアレンジして下さい。
- 雨天時にはさらに装備が必要ですが、そちらについては別の記事で紹介予定です。
最低気温25℃以上、最高気温25℃以上
真夏(7月上旬〜8月下旬)の猛暑日。
終始暑く、汗をかく気温です。
特に設営&撤収の際には汗だくとなります。
薄着で終日過ごせますが、汗をかいた時のために着替えは多めにあると安心です。
汗を拭くタオルも持っていきましょう。
テントは締め切ると暑く、メッシュでも寝苦しい場合があります。
シュラフは不要で、タオルケットを掛けるだけで十分です。
Camp ASK家では↑写真の下敷きになっているPendletonのオーバーサイズ ジャガードタオルを使っています。
服装コーディネートと装備のポイント | ||
---|---|---|
服装 | 昼 | Tシャツ ハーフパンツ(お好みで長ズボン) |
夜 | ||
就寝時 | ||
寝具 | タオルケット | |
テント | メッシュ | |
暖房器具 | 不要 |
最低気温20〜24℃、最高気温25℃以上
夏(7月上旬〜8月下旬)の一般的な日。
日中は暑く、汗をかく気温です。
日が暮れると過ごしやすくなります。
日中に汗をかいた時のために着替えやタオルを、
また夜涼しくなった時に備えて薄めの上着を持っていきましょう。
夜は薄めの長袖長ズボンが安心です。
シュラフは不要で、タオルケットもしくはシュラフを広げて上から掛けるだけで快適に寝られます。
テントは締め切ると暑いので、メッシュにして寝るのがおすすめです。
服装コーディネートと装備のポイント | ||
---|---|---|
服装 | 昼 | Tシャツ ハーフパンツ(お好みで長ズボン) |
夜 | Tシャツ+薄手のアウター 長ズボン | |
就寝時 | 薄めの長袖長ズボン | |
寝具 | タオルケット or シュラフを掛け布団に | |
テント | メッシュ | |
暖房器具 | 不要 |
最低気温15〜19℃、最高気温25℃以上
GW後〜6月下旬、9月上旬〜10月上旬。
寒暖差が大きい時期です。
日中は暑く、汗をかきますが、日が暮れると少し肌寒くなります。
日中に汗をかいた時のために着替えを、また夜涼しくなった時に備えて長袖と薄めの上着を持っていきましょう。
夕方涼しくなるのに合わせて結露するので、結露して欲しくない物はタープ下やテント内に置きましょう。
着ようと思っていた長袖が結露でびしょびしょなんてことも…
就寝時は冷えるので、テントを締め切り、シュラフに薄めの長袖長ズボンで寝るのがおすすめです。
服装コーディネートと装備のポイント | ||
---|---|---|
服装 | 昼 | Tシャツ ハーフパンツ(お好みで長ズボン) |
夜 | Tシャツ/ロンT+薄手のアウター 長ズボン | |
就寝時 | 薄めの長袖長ズボン | |
寝具 | シュラフ | |
テント | 締め切り | |
暖房器具 | 不要 |
最低気温10〜14℃、最高気温20〜24℃/最高気温15〜19℃
最低気温10〜14℃、最高気温20〜24℃
4月下旬〜GW、10月中旬。
寒暖差が大きい時期です。
日中は過ごしやすく、快適に過ごせる気温です。
太陽が出ていれば、Tシャツ+ハーフパンツでも十分過ごせます。
日が暮れると途端に肌寒くなり、激しく結露します。
夜涼しくなった時に備えて長袖、スウェットやフリース、そして薄めの上着を持っていきましょう。
寒がりさんはヒートテック等のインナーがあるとより安心です。
就寝時は冷えるので、テントを締め切り、シュラフに長袖長ズボンで寝るのがおすすめです。
服装コーディネートと装備のポイント | ||
---|---|---|
服装 | 昼 | Tシャツ/ロンT ハーフパンツ/長ズボン |
夜 | (ヒートテック)+ロンT+スウェット/フリース+薄手のアウター 長ズボン | |
就寝時 | 長袖長ズボン | |
寝具 | シュラフ | |
テント | 締め切り | |
暖房器具 | 不要 |
最低気温10〜14℃、最高気温15〜19℃
4月下旬〜GW、10月中旬の涼しい日。
日中は過ごしやすく、快適に過ごせる気温です。
Tシャツが寒く感じる気温です。
日が暮れると肌寒くなります。
長袖+長ズボンでキャンプ場へ行き、寒くなり次第スウェットやフリースを重ね着しましょう。
基本的にはフリース等を重ね着するだけで十分ですが、念の為薄手のアウターもあると◎。
寒がりさんはヒートテック等のインナーがあるとより安心です。
就寝時は冷えるので、テントを締め切り、シュラフに薄めの長袖長ズボンで寝るのがおすすめです。
服装コーディネートと装備のポイント | ||
---|---|---|
服装 | 昼 | ロンT+薄手のアウター 長ズボン |
夜 | (ヒートテック)+ロンT+スウェット/フリース+薄手のアウター 長ズボン | |
就寝時 | 薄めの長袖長ズボン | |
寝具 | シュラフ | |
テント | 締め切り | |
暖房器具 | 不要 |
最低気温5〜9℃、最高気温20〜24/最高気温15〜19℃
最低気温5〜9℃、最高気温20〜24℃
4月下旬〜GWの夜の冷え込みが激しい日。
日中は過ごしやすく、快適に過ごせる気温です。
太陽が出ていれば、Tシャツ+ハーフパンツでも十分過ごせます。
日が暮れると急激に冷え込みます。キャンプギアは夜露で結露します。
ヒートテック、長袖、スウェットやフリースに加えて、薄手のダウンを持っていきましょう。
ストーブの使用も検討しましょう。
就寝時は冷えるので、テントを締め切り、シュラフに厚めの長袖長ズボンで寝るのがおすすめです。
寒がりさんはインナーブランケットや毛布があると安心です。
服装コーディネートと装備のポイント | ||
---|---|---|
服装 | 昼 | Tシャツ/ロンT ハーフパンツ/長ズボン |
夜 | ヒートテック+ロンT+スウェット/フリース+薄手のダウン 長ズボン | |
就寝時 | 厚めのスウェット上下 | |
寝具 | シュラフ+(インナーブランケット(毛布)) | |
テント | 締め切り | |
暖房器具 | ストーブ |
最低気温5〜9℃、最高気温15〜19℃
3月下旬〜4月中旬、10月下旬〜11月中旬。
日中は過ごしやすく、快適に過ごせる気温です。
Tシャツが寒く感じる気温です。
日が暮れると冷え込みます。
ヒートテック、長袖、スウェットやフリースに加えて、薄手のダウンを持っていきましょう。
ストーブがあると助かります。
就寝時は冷えるので、テントを締め切り、シュラフに厚めの長袖長ズボンで寝るのがおすすめです。
寒がりさんはインナーブランケットや毛布があると安心です。
服装コーディネートと装備のポイント | ||
---|---|---|
服装 | 昼 | ロンT+薄手のアウター 長ズボン |
夜 | ヒートテック+ロンT+スウェット/フリース+薄手のダウン 長ズボン | |
就寝時 | 厚めのスウェット上下 | |
寝具 | シュラフ+(インナーブランケット(毛布)) | |
テント | 締め切り | |
暖房器具 | ストーブ |
最低気温5℃未満、最高気温15℃未満
冬(11月下旬〜3月上旬)。
キャンプ難易度が高い時期です。
凍えないように十分な寒さ対策が必要です。
日が暮れてからどんどん寒くなるので、
ヒートテック、長袖、スウェットやフリース、温かいダウンを持っていきましょう。
ズボンも下にインナーを着たり、ダウンパンツや裏ボアパンツを活用しましょう。
ストーブがあると重宝します。
就寝時はかなり冷えます。
テントを締め切り、マミー型のシュラフにインナーブランケットや毛布を入れ、厚めの長袖長ズボンで寝ましょう。
寒がりさんは電気毛布があると安心です。
シュラフは封筒型だと顔と肩が寒すぎて寝れないので、マミー型必須です!
シュラフは吸水性はないので、着込みすぎて汗をかくと寒くなってしまうので気を付けましょう!
服装コーディネートと装備のポイント | ||
---|---|---|
服装 | 昼 | ヒートテック+ロンT+ダウン 長ズボン |
夜 | ヒートテック+ロンT+スウェット/フリース+ダウン 長ズボン+インナー/ダウンパンツ/裏ボアパンツ | |
就寝時 | 厚めのスウェット上下 | |
寝具 | シュラフ+インナーブランケット(毛布) | |
テント | 締め切り | |
暖房器具 | ストーブ、電気毛布 |
まとめ
この記事では、
・押さえるべきキャンプの服装のポイント、
・気温別にまとめた昼、夜、就寝時のおすすめの服装と、
・気温別に必要な寝具、暖房器具とテントの設定
について説明しました。
レイヤースタイルで効率良く、コンパクトにキャンプ場での気温に対応しましょう!
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